ここ、すごい大切
私が行っているパーソナルトレーニングついてお話ししたいと思います。
もともとなぜ整骨院の院長がパーソナルトレーニングを始めたかというと、
治療の限界を感じたから
20年も治療の分野に携わっていると、
我々の分野のほとんどの症状は,
治療で改善できるようになってます。
しかし、治療でここまで治したら、もういいでしょうと確信を持ったとしても
半年ぐらい生活してもらうと、また痛めてしまいましたと
患者様が再来院されるわけです。
まだ治療が足りなかった、もっと違う角度から治療をすれば良かったのか・・・
その時は自分を責める時も正直あります。
しかしながら、再来院された方を診察しますが、
患部が悪さをした症状がない場合が多いのです。
改めて痛めたのではなく、普通の生活に支障が出てきた状態なのです。
その原因がなにかというと
筋力低下です。
知らぬ間に進んでいます。
その痛みが出ている患部や関節周辺、
その患部に関わる全ての筋肉が
何かしらの筋力不足から、不安定な疲れが溜まった状態
関節の支えが低下していき、不安定な状態が
筋肉に負担をかけてしまっているのです。
前置きが長くなってしまいましたが、
治療の方法を変えるのではなく、いままで想定していた
治る、という所よりも
もっと先まで診ていこう
と、考え方を変更しました。
痛みがあった期間が長ければ長いほど、
筋肉低下もすすんでしまいます。
長年の痛みを抱えてる方は、ほとんど筋力低下があります。
何故なら痛くて、動かせないから
そのかばって生活していた動作が、
正しい運動ではない動きを作り
関節に負担をかけてしまうのです。
そして不規則な負担が変形性の関節症に向かってしまうのです。
筋肉・関節の動き（ゆるめる）だけではなく、筋力を強化してからの復帰
１００％までは無理でも、痛める前の状態に限りなく近づけていく
そのケガが再発しないように
再発の恐怖がつきまとわないように
不安なく、前向きな気持ちになれるように
そこまでサポートをするために、パーソナルトレーニングを始めました。
誤解のないように説明致しますが、トレーニングと聞くと、
皆さん、ムキムキのイメージをされる様ですが、
見た目はほとんど変わることはありません。
ボディービルダーさんみたいに鍛えるのと
痛めたところを強化する、補足のトレーニングでは、
まったく意味合いが違います。
少なくとも、痛めたところに、重い負荷を無理にかけて
トレーニングするのであれば、違う意味でまた痛めそうです。
大切なことは、
正しい動きでの強化
に、焦点を置いたトレーニングになりますので、ご安心下さい。
普段運動している方は、基本動作訓練は楽しくないかもしれませんが・・・
とても大切なことです
多くの方が正しい動きを知らずにおります
患者様から色々なお話しを聞かせて頂いておりますが、
負傷後のリハビリや運動療法を行わずに生活に復帰されていることが多いように思えます。
確かに患部に関しては、治っている事でしょう。
しかし、、、
痛みをかばって歩いた歪んだ状態
筋肉が硬くなりすぎて、柔軟性が著しく低下した状態
そんなアンバランスな状態で生活しているのであれば、
いずれどこかにひずみが来てしまいます。
一時的な（１ヶ月くらい）変化であれば、大目に見れますが、
その状態が一生引きずって生活と考えてみれば、
今すぐにでも最良の環境で生活して頂いた方が
将来起こりうるケガや障害を未然に防げるのではないでしょうか。
そして、不安をあおる訳ではありませんが、
当院にはご高齢の患者様も来院されます。
年齢とともに関節痛や神経痛、変形性の関節症など多くの症状を抱えて生活しております。
腰が曲がって真っ直ぐに立てない方、曲がった状態でしか歩けない膝など、
その方々の生活が悪いのではなく、
何十年も前にケガや痛めた続けた箇所が
本来の正しい動きが出来ず、筋力低下に後押しされて
その様な状況が出てきてしまうのです。
時代背景もあった事でしょうが、ほとんどの方が治療をしておりませんでした。
ご高齢の方たちは、教えを下さっております。
若いうちに無理すると、歳を取ったら、後から大変だよ
まさにその通りです。
当院には、元芸者の患者様がおられます。
若い時から、姿勢に気をつけ生活を送られています。
いまでも姿勢は真っ直ぐに歩かれており、
下手すると今の若い方よりも、姿勢は良いかもしれません。
その方は、現在で８６歳です。
過去や今まで培ってきた、生活動作というものは、
今現在・まさに今日の生活があなた将来を作っているのです。
現代では、生きられる時間（寿命）が長くなっております。
その何十年というで時間の中で、
骨や捻挫、肉離れや靭帯損傷、痛めてしまったことはしょうがないと思います。
ケガを悔やむのではなく、そのケガと今後どのように生活していくかが大切です。
そして、自分はどのように生活を復帰させたいか。
現状で我慢をして、６０％程度で生活するのもご自身の判断ですし、
痛める前までの１００％に近づけ、しっかりと治すのもご自身の判断、
努力次第では今後の将来が大きく変わることは間違いありません。
ほんの少しの運動能力のレベルアップで
姿勢を改善し、正しい姿勢での生活動作を覚えて頂く。
運動では治せない、悪い症状が出てきたら、
すぐにメンテナンスを入れる。
そしてまた、正しい姿勢で運動をして、筋力で身体を固定維持する。
この環境が作れるのであれば、ご自身の好調の状態を維持できます。
これはダイエットや運動のパフォーマンスを上げることに共通する点でもあります。
筋肉の動きが左右均等でないのであれば、
その中で能力を上げていく方が難しいはずです。
ダイエットで言えば、
左のウエストだけ減らない
右のおしりだけ大きいなど
見た目で分かるということは、かなりバランスが悪い事でしょう。
見た目に違いが見えるという事は、
数年の時間が経過してることがほとんどです。
ここ何か月ではそんなにはっきりする事はないと思います。
余談ですが、、、
筋肉は増やすよりも減らす方がとても難しいですからね。
今後の生活で、
筋骨格系での問題にストレスを感じることなく
骨格通りに正しく動き、ご自身の持っている身体能力を充分に発揮して頂き,
いきいきと生活出来る事をサポートさせて頂きます。
ビバ筋力！！
パーソナルトレーニングのメニューは下記より確認頂けます。
ご希望の際は、
ご自身に合ったメニューを選択して頂き、
ご不明な点がございましたらメールまたはスタッフに相談下さい。